愛犬の新たな可愛さに気づいた、ペット撮影
「10年一緒にいても、まだ知らない可愛さがあったんだ」
インタビューを通して印象に残った一言です。
今回は、先日横浜港北スタジオへ、ペット撮影にお越しいただいた、みれいさんと旦那さまのいぶきさんにお話を伺いました。
村元 惟吹さん(文中 いぶきさん)
村元 美黎さん(文中 みれいさん)
大学時代に出会い、遠距離での交際を経て結婚。
10歳となる愛犬カプちゃんと3人で暮らす。
愛犬カプちゃんとの出会い
カプちゃんとの出会いは、ふたりが大学2年生の時。休日にふたりで遊びに出かけた際に、ふと入ったお店で一目惚れしたのがカプちゃんでした。
「小さい頃からずっと犬を飼いたいと思っていて。でも買うなら自分でと親に言われてきたのでそれを本気にして、アルバイトして貯めたお金でカプを家族に迎え入れました」
そこから10年。今年の春、みれいさんの地元である宮城への引越しを控えた節目のタイミングで、今回撮影にお越しいただきました。
家族のこれまでを振り返りながら過ごした撮影時間
これまで、ウエディングの撮影でカプちゃんも一緒にスタジオで撮影をしたことはあったものの、いつも通りの家族の姿で撮影をするのは初めてだったという村元さんご家族。
写真があまり得意でないいぶきさんも、撮られていることを感じずに緊張せず過ごせたそう。
「もっとポーズなどの指示があるのかなと思っていましたが、全然なくて。本当に場所が変わっただけで、普段家にいる時のように過ごしました。カプとの出会いや、普段どんな風に家族で過ごしているのかを聞いてもらえて、家族のこれまでを振り返りながら過ごせた時間でした」
人が大好きなカプちゃんは、楽しく走り回ったり、お庭に出てみたりと横浜港北スタジオを隅々まで探検。
最後は遊び疲れてお昼寝している姿も見せてくれました。
撮影後には、シアタールームでスライドショーを鑑賞。画面に映る自分たち家族の姿を見て、涙するみれいさんの姿がありました。
「撮影した写真をすぐに見せていただけるというのも嬉しかったですが、ただ写真を一枚ずつ見ているのではなく、一つのストーリー動画を見ているような気持ちになり驚きました。自分たちもそこにいたはずなのに、こんな風に見えていたんだと感動しました」
普段なかなか見ることのできない、ペットと過ごしている自分たちの姿。そこにはきっとカプちゃんへの愛もカプちゃんからの愛も両方が写っていたはずです。
10年経って知る、新たな可愛さ
おふたりにお気に入りの写真を聞くと、いぶきさんは楽しそうに走るカプちゃんの写真を。
みれいさんは、いつものふたりらしいからと、カプちゃんといぶきさんのツーショットを選んでくださいました。
いぶきさんは、スキップしているようなカプちゃんの写真を見て「自分で撮るといつも同じような写真しか撮れないけど、こんなにカプの感情が溢れる写真を見て、10年一緒にいたけどまだ知らない可愛さがあったんだと思いました」と嬉しい発見があったことを教えてくれました。
これからも、ただただカプちゃんと一緒に幸せに暮らせたらと口にするおふたり。
引越しもカプちゃんのことを思い、決めたそうです。
「東京での生活では、どうしてもカプを一人にしてしまう時間が多いので、沢山我慢をさせてしまっていたと思います。考えたくないけど、カプの人生も折り返し地点。自然豊かで、すぐ会える距離に家族がいる地元に戻り、残りの人生をのびのび過ごさせてあげたいと思っています」
改めておふたりにとってのカプちゃんの存在の大きさを感じるとともに、おふたりらしい優しい選択に、話を聞いていてとても温かい気持ちになりました。
カプちゃんと出会って10年、新たな場所で始まる新生活。
そんな大切な節目で撮影した写真が1年後2年後、そして10年後20年後と村元さんご家族を支えるものになったら嬉しく思います。
現在、期間限定でペットフェアを開催中です。
人より少し駆け足で過ごすペットとだからこそ、いつかではなく、写真を撮っておきたいと思ったその時に撮影に来ていただければと思います。
ペットとの出会いや思い出を振り返りながら過ごす撮影時間を通して、見返す度に温かな記憶として蘇る、心の支えになる写真をお届けします。





インタビュー日
2025年3月