大切に思いを受け継ぐ、こだわりのアンティーク着物
駒沢公園・横浜港北スタジオ限定で7月にお届けする、七五三のアンティーク着物プラン。
期間限定で、厳選されたアンティーク着物を特別価格で着用いただけます。
ご用意するのは100年以上の歴史を紡ぐ、老舗の呉服店le bouquetのアンティーク着物。
和の伝統を大切にしながらも遊び心のある着物コーディネートが魅力で、七五三シーズンの予約は早くから埋まってしまうほど。
今回は、ご夫婦で経営されているle bouquetのさおりさんに、着物に込める思いをお聞きしました。
le bouquetの始まり
大正時代から100年以上の歴史を持つ呉服店。現在はwebでの着物レンタルを中心に、七五三やお宮参り、卒業袴など様々な着物を取り扱っています。
元々はご主人のお祖父さまの代から始まったという老舗呉服店。現在のレンタルサービスを始めた背景には、さおりさんの母親としての経験からくる思いがありました。
さおりさん
「結婚するまで全く着物に関わりはなくて。でも自分が母親になって子どもの七五三の着物を選ぶ時に、子どもを連れて呉服屋さんに行って、試着して着物を選ぶということはなかなか難しいなと思い...代々大切に継がれてきた素敵な着物がせっかくたくさんあるので、もっと多くの方に気軽に楽しみながら着物を選んでもらいたいなと思い、今のwebレンタルというかたちでサービスを始めました」
レンタルサービスを始めた当初は着物の知識はゼロだったというさおりさん。知識と経験が豊富なお義母さまのアドバイスをもらいながら続けてきました。
一期一会の出会いを大切に仕入れる、一点物のアンティーク着物
代々継がれる着物はもちろんのこと、新しいアンティーク着物との出会いを求め、さおりさん自ら仕入れに出向き、新作も不定期で入荷しています。
仕入れ先は、骨董市やアンティークショップ、古道具屋さんなど様々。その時に惹かれたものを、一期一会でセレクトしています。
さおりさん
「流行りに乗るのではなく、時間が経って見返しても素敵だと思ってもらえるような着物をセレクトしたいと思っています」
現代の着物とは異なり、絹で作られているものが多いアンティーク着物。生地が薄く、軽く、柄の発色も現代ではみられないようなものが多いといいます。
さおりさん
「不便だった時代に手間をかけて作られているかっこよさがアンティーク着物にはあると思っています。昔は既製品の着物がなく、各家庭でお母さんが自分の子どものサイズに合わせて作ったり、職人さんに依頼して作られたりしているものなので、アンティーク着物のサイズは様々なんです。長く着られるようにと仕立ての工夫が見られるものもあったり。そんな思いのこもったものであるのもアンティーク着物の魅力だと感じています」
お子さまにも親御さまにも、楽しい思い出になるように
仕入れた着物に合わせて、帯や髪飾りなどもさおりさん自らがコーディネートを組んでいます。洋服だったら合わせない柄同士を合わせられるのも、着物の楽しいところだといいます。
さおりさん
「昔の着物は色々な柄があって、帯締めなどの色を少し変えるだけで雰囲気が変わったりとコーディネートをしていてとても楽しいです。和の伝統を守りつつも、遊び心を少しプラスするようなコーディネートを意識しています」
「お子さまにとっては馴染みの少ない着物。きっと最初から喜んで着てくれる子ばかりではないと思います。でも髪飾りやお草履など、どこか少しでもお子さまの気に入るポイントがあれば楽しく着られるかなと、着物アイテムも思いを込めてお届けしています」
親御さまがお子さまの為にこだわって選んで借りてくださる着物だからこそ、着物を着るところから親御さまにもお子さまにも楽しい気持ちになってほしい。そんな思いを笑顔で口にされました。
お子さまの成長を祝う七五三。だからこそ、お祝いの日の記憶が家族みんなにとって楽しく嬉しい思い出として残ってほしい。そこには、クッポグラフィーが大切にする思いとも通ずるものがあるように感じました。
長い時間をかけて大切に受け継がれた伝統あるアンティーク着物。ぜひこの機会にお楽しみください。
le bouquetについての詳細はこちら
インタビュー日
2025年5月