苦労は分かち合い 楽しみは2倍に 公私ともに歩んだ夫婦の軌跡を写真に残して

2/1〜2/29まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた9組の ふうふ のストーリーを配信しています。
今回は、天野夫妻のストーリーをお届けします。


天野 慶さん(Yard Works代表 一級造園施工管理技士)

天野 綾女さん(YAMEAMIデザイナー)
結婚12周年。造園会社「Yard Works」を営み、国内外の造園を中心としたプロダクトを手がける。クッポグラフィーの造園・植栽も担当。妻の綾女さんは、Yard Worksオリジナルブランド「YAMEAMI」を立ち上げ、現在はデザイナーとして活躍中。10歳と8歳の娘と暮らす。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

慶さん:

友人を交えての食事会で初めて会いました。その後、綾女さんからメールで連絡をもらって。スタイルが良くて品のある、今まで自分の周りにいなかったタイプの女性で。連絡をもらって嬉しかったですね。

綾女さん:

慶さんの話はとても面白かったですし交友関係も広いので、最初は慶さんやその周りのお友達と繋がれたらいいなといった気軽な気持ちで連絡をしました。でもやり取りしているうちに何となく食事に行くことになって。

慶さん:

ふたりで食事に行ったときに、洋服やインテリアなど、好きなポイントが似ていてそれがすごく心地よくて。今でもお互いに好きなものや感覚が重なることが多いので、どこへ一緒に行っても飽きずに楽しめます。

綾女さん:

お付き合いからもう16年間一緒にいますが、慶さんのおかげで私は刺激的な人生を送ることができています。普段出会えないような人たちと会える機会を与えてくれて、初めての場所へ行く機会もくれました。

先日、慶さんの出張先の宮崎へ一緒に行ったのですが、想像を超える素敵な地域でたくさんの出会いがありました。彼と一緒にいることで生まれた機会が、私の世界を広げてくれています。

Q. 結婚して12年が経ちますが、一緒になれてよかったと思う瞬間はありますか。

慶さん:

毎日思っていますよ。

自営業なので大変なことのほうが多いのですが、そこをちゃんとわかってくれていて。仕事の悩みや不安を家庭に持ち帰ってしまうこともありますが、自分が話をしたいときには聞いてくれて、一人になりたいときは何も言わずにそっとしておいてくれる。綾女さんがそういった環境を作ってくれているので、今の僕があると思っています。

綾女さんの感性や才能もいつか表に出せればいいなという僕の密かな夢も、5年前に実現して。Yard Worksオリジナルブランド「YAMEAMI」という形で世に出すことができて、デザイナーとして今頑張ってくれています。妻でもあり、素晴らしいデザイナーでもあり、さらに母親業もやっているので、本当にすごいなっていつも尊敬しています。

綾女さん:

いつもありがとうって言ってくれますが、私の方こそありがとうの気持ちでいっぱいで。挑戦するきっかけを与えてくれて、やりたいことをやらせてくれて。自分のことだけではなくて、私の生き方まで大切にしてくれる慶さんと一緒になれて幸せです。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

綾女さん:

子どもたちとの家族写真はプロに撮ってもらったこともありましたが、夫婦の写真は結婚式が最後ですね。

慶さん:

今回夫婦ふたりだけだったので、撮影の日までの時間も結構楽しくて。何を着ていく?とか、ふたりでスタイリングの相談をして盛り上がりました。普段なかなかない機会なので、数年に一度こういう日を作ってもいいのかなと思いました。

綾女さん:

撮影後にメッセージを書いたのですが、普段手書きで書いて渡すことってないので、ちょっと緊張しました。メールでメッセージは送りますが、今まで手紙も渡したことがなかったですね。手書きのものは今後ずっと残しておけるので、時々見返してみたいなと思いました。

慶さん:

撮影のときにフォトグラファーと僕たちふたりのことをたくさん話したのですが、結婚生活を一言で言うと何ですかっていう質問もあったよね。

綾女さん:

私は「成長」って答えました。

慶さん:

僕は「喜び」に。

もちろん良いことばかりじゃなかったけれど、すぐにこの言葉が出てきて。仕事も家庭も二人三脚でやってきたことを、この撮影の機会に噛みしめることができました。当たり前ではない今の喜びが続くように、これからも綾女さんには「ありがとう」を言葉で伝え続けていきたいですね。

インタビュー日

2022年12月

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支えあい 補いあって生きやすくなった 嬉しさが溢れた撮影の帰り道