プロカメラマンが教える!沖縄フォトウェディングの計画前に知っておきたい8つのコト

沖縄の青空

先日、ウェディング関係の仕事仲間5人で飲んでいた時に、沖縄に行ったことがあるかという話になり、そこにいた全員がプライベートで2回以上行ったことがあるとわかって、沖縄の旅行先としての人気ぶりを思い知りました。

また、旅行先としてだけでなく、沖縄がリゾートウェディングの人気の地であるということも数字が物語っていて、2017年の結婚式・フォトウェディングの実施組数は約1万7,000組というもはや天文学的な数字になっています。

でも、待てよ...沖縄の旅行ガイドブックはあれど、沖縄フォトウェディングのガイドブックは本屋さんに売ってないですよね?

毎年1万7,000組以上が、初めて沖縄フォトウェディングを経験しているというのに、ガイドブックもないなんて...

それなら自分が書こう!

ということで、2017年から2018年にかけて15回沖縄を訪れてフォトウェディングを撮影してきた僕が、「行ってからでないとわからなかったこと」や「事前に知っておきたいこと」を、プロカメラマンの僕の視点や経験談を交えてお伝えしていきたいと思います!

 

--- 目次 ---

  1. 一番綺麗な写真が撮れるベストシーズンはいつ?
  2. どこに申し込む?
  3. 撮影料金の相場は?撮影会社選びでチェックするポイント
  4. おすすめのウェディングドレス
  5. 一泊二日のスケジュールで可能?
  6. ロケ地ごとのおすすめ宿泊エリア
  7. フライト情報
  8. 現地での交通手段

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1. 一番綺麗な写真が撮れるベストシーズンはいつ?

気をつけるべきは、梅雨と台風と夏休み

沖縄のフォトウェディングは、天候によって写真の雰囲気がだいぶ変わってしまうことから、まず気になるのは「いつ(どの時期に)撮影するのが一番いいんだろう」ということではないでしょうか。

あるいは、沖縄は一年中ずっと真夏のように暑いと思っている方もいるのでは?

たしかに1月や2月といった冬の時期も比較的暖かいのは間違いないですが、気温は20度そこそこで、暑いとまではならないですし、しっかりと梅雨もあります。

 2017年7月撮影のマジックアワー

2017年7月撮影のマジックアワー

 2017年9月撮影のサンセット

2017年9月撮影のサンセット

ずばり、沖縄でフォトウェディングをする際に一番オススメの時期は、梅雨明けの6月下旬から11月までです!

この時期がもっとも天候が良く、沖縄に期待する青空やサンセットを見ることができるでしょう。また、10月や11月になると暑さも和らいでくるため、ますます撮影に適した人気の時期となります。

梅雨入り・梅雨明けの日にちは毎年変わりますが、気象庁によると平年は

梅雨入り 5月9日ごろ
梅雨明け 6月23日ごろ

とのことです。

たしかに、2017年6月16日に結婚式の撮影で沖縄に行きましたが、バッチリ曇り・小雨な一日でした。
いっぽうで、2017年7月14日から24日まで滞在したときは、ほぼ毎日快晴で、毎日綺麗なサンセットを拝めたのを覚えています。

ただ、8月や9月などは特に台風が多かったり、7月下旬から8月は夏休みの時期と重なるためフライトが異様に高かったりという落とし穴があるのでご注意ください。

また参考までに、11月以降は、気温は日中20度くらいあることが多いのですが、とにかく風が強いです。それによって体感温度が下がるため、夕方や夜は特に寒く感じます。

天候は、真っ青な快晴!という日は少なく、晴れていても、空の大部分を雲が覆っていることが多いです。ただし、風が強くて雲の動きも早いので、太陽が隠れてしまったと思っても、またすぐに出てきたりもします。

 

2. どこに申し込む?

沖縄でフォトウェディングをするにあたり、一体どこに頼めばいいのかという話ですが、大きく分けて3つあります。

  1. 旅行代理店のフォトウェディングプランに申し込む
  2. ドレスショップのフォトウェディングプランに申し込む
  3. 撮影会社に直接申し込む

順番にご説明していきますね。

 

1. 旅行代理店のフォトウェディングプランに申し込む

まず一つ目の方法として、旅行代理店に、旅の手配から撮影の手配までを全てまるっとお願いするという方法があります。

このメリットとしては、色々と自分で連絡をしたり準備をしたりしなくていいということが言えるでしょう。ですので、写真は撮っておきたいけど自分であれこれ考える暇はない!という忙しい方にお勧めです。

また、旅行代理店にフォトウェディングの手配をお願いする際に確認しておきたいのは「撮影はどこの会社がするのか」ということ。

旅行代理店の社員さんが撮影まで行うことはまずありえないので、どこかの撮影会社に委託しているはずなのですが、その撮影会社によって仕上がりがまったく違ってきます。

気をつけるポイントとして、旅行代理店の担当者さんにぜひ確認しておきたいところです。

 

2. ドレスショップのフォトウェディングプランに申し込む

ウェディングドレス.jpg

次に、自分の好きなウェディングドレスを扱っているドレスショップにフォトプランがある場合、そこにお願いするという方法があります。

ウェディングドレスは、新婦さんが一番こだわりたいポイントの一つですよね。

撮影会社も自社でドレスを持っていることがほとんどですが、やはり餅は餅屋。ドレスショップにその数やデザインで勝ることはありません。

フォトウェディングの一番の目的が「憧れのあのウェディングドレスを着たい!」ということであれば、ぜひそのドレスショップに問い合わせしてみましょう。

もしそこのドレスショップに沖縄でのフォトウェディングプランがない場合は、そこではウェディングドレスを借りるだけにして、フォトウェディングは撮影会社で別途お願いするという方法があります。

 

3. 撮影会社に直接申し込む

沖縄の撮影会社

最後の一つは、撮影会社に直接依頼するという方法。これがもっともメジャーかなと思います。

そのメリットは、ご自分の予算や好みのテイスト、やりたいことなどを基準として、沖縄にある数十のウェディングフォト会社から選ぶことができるという点です。

会社によっては、当日担当してくれるカメラマンと事前に打合せができたり、決まったロケ地で撮影するだけでなく、自分だけのプランを作ってもらうことも可能です。

 

3. 撮影料金の相場は?撮影会社選びでチェックするポイント

ウェディングアルバム.jpg

沖縄フォトウェディングの相場はいくら?

1. 相場は全カットデータ込みで10万円 ~ 20万円

撮影会社を選ぶ上で重要になってくることの一つが、どれぐらいの予算で撮影できるのか?という点です。

写真のテイストと同じくらいピンキリなのが撮影料金。そもそも撮影会社によって料金設定(販売方法)が異なるため、ややこしくなっています。

これから下の方で述べるように、フォトウェディングには2つの料金設定(販売方法)があるのですが、どちらの料金設定(販売方法)で依頼をするにしろ、衣装やヘアメイクがついて全カットデータまでもらえる内容で、およそ10万円 ~ 20万円くらいというのが相場のようです。

金額の差は、写真のクオリティの高さに比例していると考えてもらって間違いありません。いい写真を残したければ値段は高くなるし、とりあえずドレスを着て写真を残せたらいいという場合は、費用は比較的抑えられると思います。もちろん、アルバムをつけたり、ウェルカムボードをつけたりしていくと、値段はどんどん上がっていきます。

 

2. 料金設定(販売方法)が2種類存在している

ところで「料金設定(販売方法)って何?」と首をかしげた人もいるかと思います。フォトウェディングの撮影料金は、大きく分けて以下の2つの料金設定(販売方法)が使われています。

一つ目は「撮影はめちゃくちゃ安くするけど、データは1カットしかあげません。全部ほしければオプション商品を買ってね」という見積もり跳ね上がりタイプ。この場合、撮影をした日、お店を出る前に写真データを見ることができ、その場で商品を注文していくということが多いです。逆に言えば、撮影会社はその営業チャンスにかけています。

もう一つは「撮影した全データのお渡しまで含めてこのプライスです」という必要なものはこれで揃うタイプ

都市部では現在、どちらかというと後者が主流のように感じます。僕の感覚値で言うと、最終的な金額はそれほど変わりません。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

見積もり跳ね上がりタイプは、とにかくパッと見が激安です。すごいところだと、カメラマン、ヘアメイク、新郎新婦衣装、小物までついて19,800円!というところまであります。これだけプロが関わっているのに2万円切るってどんなプロだ!という疑問まで湧いてきてしまいますよね(笑)

ただ、じゃあヘアメイクをしてもらってドレスを着せてもらってカメラマンに撮影までしてもらって、帰るときに何を持って帰れるの?というと、写真を一枚だけ貼り付けた台紙を手渡されてサヨウナラ...となります。お支度や撮影や移動で合計3時間くらいは最低でもかかるのに!あんなにカメラマンはバシャバシャ撮ってたのに!

要するに、入口の敷居を下げてたくさん集客し、実際には撮影したら1カットで満足して帰るっていう人は少ないから、全カットデータのオプション商品やアルバムを買ってもらおうという売り手側の作戦です。本当に19,800円で帰られたらたまりませんからね。

新郎新婦さんにとってこの料金設定(販売方法)のメリットは、以下のようなことが挙げられます。

・必要なものだけ買って帰ることができる
・写真が気に入ったらオプションを買う、写真が良くなければ買わずに帰ることができる

逆にデメリットとしては、以下の通り。

・最終的に支払う金額をイメージしにくい
・撮影でよくしてくれたカメラマンの営業トークを断りにくい(笑)

このタイプの料金設定(販売方法)を取っている撮影会社も、決してオプション商品の金額を隠したりすることはないと思います。ただ、撮影前はプランのことをよく理解しないまま撮影を迎える人もいるので、事前に「一番よく出ているプランや商品はどれですか?」と聞いて、いくらぐらいの支払いになるかというイメージは持っておきましょう。

 

料金以外に気をつけること

さて、撮影料金については理解いただけたかと思いますので、次はそれ以外の点で、撮影会社を選ぶ際に気をつけたいことを書いていきたいと思います。

 

色補正

まずは色補正の有無。これは、下記の写真を見てもらったら一目瞭然だと思います。右側のafterの写真の方が、色が鮮やかでドラマチックで綺麗だと感じるのではないでしょうか。

ウェディングフォトの色補正

デジタルカメラの写真というのは、撮影したままの状態だと、あまり色がハッキリと出ないようになっています。そのため、雑誌やウェブに掲載される前、あるいはお客様に渡される前に、パソコンで色補正をかけるのが普通です。

ただ、それをすると時間とコストがかかるため、一部の撮影会社ではその工程を省いて、撮影したデータをそのまま新郎新婦に渡してしまっている会社もあります。

より美しい写真を手元に残すためには、撮影後に色補正をしている会社を選びたいものです。

 

カメラマン指名

ウェディングカメラマンを指名

自分好みの写真を撮るカメラマンにお願いできるか確認する

写真のテイストは撮影会社によって全く異なります。
また、撮影会社の中でも、カメラマンによって撮る写真は違ってきます。

そのため、一番の理想としては、自分好みのテイストの写真を撮っているカメラマンを指名することです。
あるいは、このカメラマンが撮影すると決まっていて、それが自分の好みからそう遠くない場合は、そのままお願いしたら良いでしょう。

カメラマンの立場からぶっちゃけて言うと、カメラマン指名ができない場合はほとんど博打のようなものと言っても過言ではありません。

ラーメン屋のスープがとんこつか醤油か味噌かもわからず暖簾をくぐって「ラーメンください!」と言うような感じでしょうか。

と言うのも、どんな会社にも複数のカメラマンがいて、それぞれに撮る写真が違います。入社一年目のカメラマンもいれば、十年の経験があるカメラマンもいます。そして、その一年目のカメラマンはロマンチックな写真が好きかもしれないし、あるいは笑顔でピース、手を挙げてジャンプをさせたがるカメラマンかもしれません。

要するに、技術の熟練度も、テイストも、どんな仕上がりになるか全く想像がつかないということです。

「とりあえず沖縄に行って白いビーチで二人が写っている写真が残ればいいや」という方であれば、特に気にしなくていいかもしれませんが、「わざとらしいポージングをさせられたりするのは嫌だな」とか「こういう写真を撮ってもらいたいな」という希望がある場合は、事前にカメラマンを選べたり、カメラマンの作品を見れるような会社を選びましょう。

いいのか悪いのか、ウェディングカメラマンは、回転寿司のように味や品質が画一化されていないのです。

 

撮影場所

沖縄の人気ロケ地の備瀬のフクギ並木

沖縄には、北部から南部までいろんな撮影スポットがありますが、撮影会社によっては、「OOビーチでしか撮りません」という場合もあるのでご注意ください。

例えば、ホテル専属の写真館がフォトウェディングをやっている場合、そのホテルのプライベートビーチでの撮影しか受け付けていないということがあります。

自分が選ぼうとしている撮影会社にそのような制限がないか、事前にウェブサイトで調べたり、情報が載っていなければ電話で聞いてみるなどしましょう。

 

悪天候時の対応

雨の中の沖縄フォトウェディング

1. 予備日を設けておく

これはロケーションフォトをする上で常につきまとう不安です。いくら梅雨を避けたといえど、雨が降るときは降ります。台風が来るときはきます。

大切なのは、そういった悪天候時にどうなるかを事前に把握しておくことです。例え雨が降ってしまって撮影ができずに沖縄を去ることになっても、事前に分かっていれば納得いくというものです。

とはいえ、せっかく沖縄でフォトウェディングをしたかったのに、撮れずに帰ってしまうのは本当に残念な気持ちになると思うので、できる対策として一番有効なのが、雨の時のために予備日を設けるということ。

撮影会社によっては、「雨だから撮れませんね、残念」で終わるところもありますが、事前に「撮影本番」と「予備日」を確保してくれるところもあります。

 

2. 撮影日のスケジュールに余裕を持つ

また、もう一つできる対策として「撮影日に他の予定を入れない」ということも考えられます。

というのも、沖縄の天候は変わりやすいため、一日中ずっと雨が降っているという日は、実はそこまで多くないのです。そのため、午前中に撮影を予定していたけど、残念ながら雨。でも、待っていたら二時間後には晴れ間が見えてきて、無事に撮影することができたということもあります。

その場合、カメラマンやヘアメイクアーティストの拘束時間や、次の予約の問題などもあるので、雨になった場合にそのような時間調整が可能かどうか、撮影会社に事前に確認しておきましょう。

 

4. おすすめのウェディングドレス

(上の写真をクリックすると拡大します。クッポグラフィーの沖縄フォトウェディングで撮影された過去の新婦さんのドレス姿です)

先にも述べましたが、ウェディングドレスにこだわりたい女性はきっと多いはず。フォトウェディングをする理由が、写真を撮るというよりも、ウェディングドレスを着たいからという方もいると思います。

沖縄で撮影する場合、チャペルの中だけで撮影するのであれば何も問題ないのですが、外でのロケーションフォトも行う場合は、向き不向きのドレスというものがたしかに存在します。

多くのカメラマンの声を代表するような気持ちで言うと、

「とにかく動きやすいドレスを!」
「ボリュームの少ないドレスを!」
「硬くてゴワゴワしていないドレスを!」

と書かせていただきます(笑)

大聖堂のようなところで、バージンロードの真ん中に立ってトレーンを流して...というシーンは沖縄にはありません。

外で撮影する場合、大きく重いドレスだと、足にまとわりついたり、そもそも裾を引きずって汚してはいけないということで、歩いての移動中はアテンドの方にドレスを持ってもらわないといけなかったり...そうすると、撮れる写真はすべて動きのない止まった写真になってしまって、躍動感がありません。

せっかく大自然の広がる沖縄に来たのに、それではもったいないですよね。

 

5. 一泊二日のスケジュールで可能?

沖縄旅行のスケジュール

撮影会社を決めて、ドレスも決めて、さあ撮影に行こう!となった時に、沖縄に行ったことがない方であれば、実際のところどんなスケジュールで行くのが理想的なんだろう?という疑問が湧いてくるのではないでしょうか。

「撮影なんて一時間くらいですよね?」

といって、気軽な気持ちで日帰り旅行の予定を立ててしまうと、後で痛い目にあうことになります。

 

例えば「那覇近辺のビーチ一箇所で1.5時間の撮影をする」というプランを撮影会社に申し込んでいたとします。ここでは仮に、東京在住の方がANAの7:35羽田発のフライトで沖縄に向かってその日のうちに東京に戻るという設定で、一日の流れを見てみましょう。

7:35 羽田発
10:15 那覇着
10:45 レンタカーで撮影会社へ向かう
11:15 撮影会社に到着、事前確認など
11:45 ヘアメイク開始(ドレスがすでに決まっている場合)
13:15 お支度完了、ビーチへ移動
13:45 撮影開始
15:15 撮影終了、撮影会社へ移動
15:45 ドレスを脱ぐなどの準備
16:15 退店、移動
17:00 那覇のレストランで夕食
18:30 空港へ
19:30 レンタカー返却、空港到着
20:20 那覇発
22:45 羽田着

かなりパツパツの弾丸撮影なのがわかっていただけると思います。

早起きでランチ抜き、移動疲れで撮影を楽しめないことが十分に予想されます。ですので、県外から沖縄にフォトウェディングに行く場合は、少なくとも一泊二日はみておくことをお勧めします!

予備日なしで予定するのであれば、例えば土曜日の夕方までに沖縄入りをして翌日の撮影に備え、日曜日は朝から撮影。午後はゆっくりと観光でもして、夜の早めの便で帰るというのが良いと思います。

予備日ありの場合は、プラスもう一日ですね。

 

6. ロケ地ごとのおすすめ宿泊エリア

さて、撮影会社や日程を決めたら、あとはホテルをどうするかですね。

たいていの人は撮影場所近くのホテルに泊まると思いますし、じゃらんやhotels.comなどの予約サイトを利用されると思います。それは、沖縄に限らず全国どこもあまり変わらないのではないでしょうか。

ここでは、「このホテルに絶対泊まったほうがいい!」ということではなく、「ここで撮影するならこのエリアに泊まると便利だよ。あと、このエリアだとちょっと遠くてオススメしないよ」ということをお伝えできたらと思います。

 

1. 撮影場所が、那覇の場合

撮影場所が那覇近辺のビーチなどであれば、ホテルも那覇に取るのがベストです。というのも、那覇以外に宿泊施設が多いエリアは、那覇より北部の北谷(ちゃたん)や読谷(よみたんそん)、恩納村(おんなそん)などになりますが、それは空港から那覇を越えて行かなければなりません。

せっかく空港から近い那覇エリアで撮影するのであれば、わざわざ遠くまで行かずに、那覇に泊まって撮影日を迎えましょう!もしそれ以降も滞在が続くのであれば、そのあとにホテルを変えるのが良いと思います。

 

2. 撮影場所が、北谷(ちゃたん)の場合

アメリカンヴィレッジアラハビーチなどが有名な北谷エリアで撮影をする場合は、北谷にもホテルがたくさんあるので、北谷に泊まってしまうのがやはり楽です。

過去に僕が撮影した方が泊まっていたホテルの例をあげると、

ザ・ビーチタワー沖縄

コンドミニアムホテルモンパ

ヒルトン沖縄北谷リゾート

などがあります。

また、読谷村も車で30分ほどなので、人気のところだと

ホテル日航アリビラ

も良い場所にあると言えますね。

「那覇はどうですか?」と聞かれると、僕はあまりお勧めしません。というのも、沖縄は地下鉄や電車がなく(モノレールはあります)、ほとんどの人が通勤・通学で車やバスを使います。

そのため、朝夕はかなり道路が渋滞するので、時間が読みづらいという問題があります。予想外に混んでいたら、撮影遅延の恐れもあるし、せっかく楽しい撮影を期待していたのにイライラしてしまいますよね。

 

3. 撮影場所が、読谷村(よみたんそん)の場合

では、さとうきび畑や残波岬などが有名な読谷村で撮影をする場合はどうでしょうか。

やはり読谷村に泊まるのが楽ですが、実は読谷村にはあまりメジャーなホテルがないというのが実際のところです。

有名なところでは、

ホテル日航アリビラ

ロイヤルホテル沖縄残波岬

などが挙げられます。

思っていたようなところが見つからない場合は、先ほどの逆で、北谷に泊まるのもありです。北谷はショップもレストランも多いので、夕食時などが非常に便利です。逆方向の恩納村に行ってしまうと、ちょっと北谷より遠くて車で40分ほどかかるのと、お店が密集している場所がないので、買い物や食事の自由度が下がります。

 

4. 撮影場所が、恩納村(おんなそん)の場合

ダイビングで有名な真栄田岬や、絶景を拝める万座毛などがある恩納村エリアで撮影をする場合は、ぜひ恩納村か、隣接の喜瀬(きせ)に泊まりましょう!

ここは、ビジネスホテルなどが多い那覇と違って、リゾート感を感じる高級ホテルが多いエリアです。

「とにかく費用を抑えて沖縄フォトウェディングをしたい」という方には予算オーバーかもしれませんが、「せっかく沖縄に来たんだし、旅行・観光も兼ねていいところに泊まりたい」という方にはピッタリのエリアです。

有名どころだと、下記のようなところでしょうか。

ザ・ブセナテラス

ザ・リッツ・カールトン沖縄

沖縄マリオットリゾート&スパ

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

 

5. 撮影場所が、名護(なご)の場合

最後は、瀬底ビーチや備瀬のフクギ並木などで有名な名護。このエリアでの撮影の場合は、先ほどと重複しますが、恩納村や喜瀬のホテルに泊まるのがオススメです。

というのも、名護にはあまり有名なホテルはなく、ネットで見つけて選んで期待して行ったけど、思ったより古くて期待外れだったという可能性があります(実際に僕も一度ありました)。

今のところ「ここがずば抜けていい!」という評判も聞いたことがないので、名護の素敵なホテルの情報が入ったらここでご紹介します!

 

6. 番外編:リーズナブルなおしゃれデザインモーテル

SPICE MOTEL OKINAWA (スパイス モーテル オキナワ)

クッポグラフィーが沖縄にスタジオをオープンする前に、サンプル撮影やスタジオの工事状況を確認するために沖縄に滞在した際は、このスパイスモーテルをメインの宿泊先にしていました。

アメリカ統治時代からあった古いモーテルが、大阪R不動産の運営をしている株式会社アートアンドクラフトさんの手によってリノベーションされた話題のモーテルです。

設備フルフルの高級ホテルとは違って、アメニティなども最小限ですが、インテリアやリノベーションなどが好きな方にはたまらなくツボな造りになっています。

スタッフの方はみなさん親切ですし、とてもリーズナブルで5,000円台から泊まれるので、旅程に余裕がある方はぜひ一度泊まってみてください。

スパイスモーテルは、北谷から車で15分くらいの喜捨場(きしゃば)という場所にあります。近くにイオンモールライカムという、信じられないくらい大きいイオンモールがあるので買い物なども便利ですよ。

 

7. フライト情報

格安のLCCは、追加料金や、帰りのフライト時刻に注意

LCCが那覇空港に発着するようになって、東京や大阪から片道一万円を切る値段で気軽に沖縄に行けるようになりましたね。

< 片道のフライト金額の例 >
成田ー那覇 バニラエア 5,780円
関空ー那覇 ピーチ 3,910円

ただ注意しないといけないのは、一見すごく安く見えるのですが、バニラもピーチも最安プランは受託手荷物が追加料金だったり、バニラは夜の便がないのでサンセット撮影後に東京に戻ることができなかったり、という問題があります。

2018年5月の時点で、バニラエアの那覇発 / 成田行きの最終フライトは15:50です。そのため、午前中で撮影が終わるという場合をのぞいては、撮影をしてその日にバニラエアで東京に戻るというのは現実的ではないでしょう。

また、ピーチの場合も、那覇発 / 関空行きの最終フライトが19:45なので、19:00には車を返して那覇空港に着いていたいと思うと、日中の青空を背景にした撮影だと問題ありませんが、サンセットの写真を残したい場合、日の入りの遅い夏だと夕焼けというほど空が真っ赤に染まった写真を残すことはできません。

カメラマン目線で見ると、本格的に「サンセット撮影」と呼べるのは、早くても日の入り時刻の1時間半前から。夏は18時から、冬は16時半からと思っておきましょう。

参考までに、夏至の沖縄の日の入り時刻はおよそ19時半。天気が良いと、20時頃までマジックアワーでほんのり明るいです。

次の二枚は、夏の19時半、冬の16時半に撮影されたものなので、サンセットの撮影をご希望の場合は、撮影開始時刻やフライト時刻を決めるための参考にしてください。

僕個人としては、よくスカイマークを利用しています。受託手荷物は、重さや長さの制限はありますが個数制限なし。値段も、早めの予約の「いま得」だと片道一万円前後で購入できます。

2017年7月16日 19:31 読谷村にて撮影

2017年12月26日 16:26 読谷村にて撮影

 

8. 現地での交通手段

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タクシーやバスよりもレンタカーが現実的

先に述べた通り、沖縄には電車や地下鉄がありません。そのため、歩いていけないようなところへの移動は、モノレールかタクシーかバスになります。

例えば、一泊二日で観光もせずに那覇で撮影してさっと帰るような場合は、那覇空港と那覇の街中との往復くらいなのでタクシーでも十分ですが、中部や北部で観光したい場合は、費用と利便性の両面からレンタカーを借りるのが賢明です。

人気の北谷や読谷村方面には、残念ながらモノレールは通っていません。

 

那覇空港でレンタカーを借りるときの注意点

沖縄に到着!空港で、予約していたレンタカーに乗って目的地へ!と思うのが普通ですが、残念ながらそう簡単にはいかないのが那覇空港のレンタカー事情。

実は、レンタカー屋さんは空港になく、そこから送迎バスに乗って店舗まで行く必要があります。

僕がいつも使っているニッポンレンタカーは、那覇営業所まで送迎バスで約15分。しかも空港への到着時刻がタイミング悪く夕方だと、ここでも渋滞したりします。

営業所で支払いやレンタルの手続きをしたりしてまた時間がかかるので、レンタカーに乗ってやっと出発できた時には、那覇空港に着陸してからすでに一時間くらいたっていたなんていう経験もあります。

10時に那覇空港に着陸だから10時40分には北谷についているはず!なんていうのは、夢のまた夢の話です...僕であれば、11時半についたらいいかな、くらいに考えます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

沖縄の旅行ガイドブックには、素敵なホテルや旅行のアドバイスがたくさん載っていますが、沖縄でのフォトウェディングに特化した情報というのは、ありそうでなかなかありません。

プロカメラマンである僕の経験を元にしたこの情報が、これからフォトウェディングを計画する新郎新婦さんのお役に立てれば幸いです。

wirtten by Masato Kubo / kuppography

 

執筆者紹介

久保真人.jpeg

久保 真人 / ウェディングカメラマン

元フォトジャーナリスト。2008年よりウェディング撮影を開始。2011年には、世界のトップウェディングカメラマンだけが参加を許されるWPJAにその作品レベルを認められ、日本人初の会員となる。

2015年からは、プロカメラマン向けのワークショップを開催し、全国から150名以上のカメラマンが、久保のスタイルを学ぶために参加している。他、富士フイルムセミナー講師。

7年間のフォトドキュメンタリー分野での経験を生かした、ドキュメンタリータッチの自然な雰囲気の写真を得意としている。

受賞歴

2006年 | 第7回上野彦馬賞 日本写真芸術学会奨励賞
2012年 | WPJA 「Great Natural Light」 部門 6位
2013年 | WSP Best Asian Wedding Images 2012 トップ20
2013年 | WPJA 「Food and Drinks」 部門 1位 
2015年 | ISPWP 「Family Love」 部門 18位 
2015年 | ISPWP 「Venue or Location」 部門 2位